新型コロナウイルスに負けない!
2015年11月22日
政治倫理条例の先進地視察へ
唐津くんち祭りが終わったばかりの佐賀県唐津市へ視察研修へ行ってきました。
「政治倫理に関する条例 自らの襟を正す取り組み」
北中城村は4年前に職員の贈収賄事件という、村の信頼を揺るがすような不祥事がありました。唐津市も同様に、工事の入札に関わる不祥事があり、市当局への倫理条例制定を求め、同時に議員自らも襟を正す必要性があるとし、平成27年10月に「議員倫理条例」を制定しました。施行後間もない時期に、研修を受け入れてくださった唐津市議会の皆様に深く感謝をいたします。
倫理条例の大まかな中身は、政治倫理の基準を自ら設定し、それに抵触するような事があれば、調査請求をする事ができるという内容です。これは市民からは100分の1以上で、議員からは12分の1以上の連署で議長へ調査請求できます。
その後、審査会で調査をし、その報告書を開示するという流れです。一番重たい措置は文書による注意から、辞職勧告まであります。
細かな取り決めがありますが、やってはいけない事を明確にし、違反した場合は公の場に晒される事になり、議員自らの倫理観を高め自制する事を求めるような条例です。
各基礎自治体で必ずしも単体で必要な条例ではありませんが、不測の自体に備える意味でも、勉強しておく必要があると思い、研修をさせていただきました。
今後、北中城村で議会基本条例を制定する際に、倫理分野で書き込む事が良いのかなと感じました。
新型コロナウイルスに負けない!
Posted by 天久朝誠 at 12:13│Comments(0)
│視察